<オープン戦:阪神0-1ヤクルト>◇13日◇甲子園

 阪神の開幕ローテが見えてきた。先発6枠目を争ってきた安藤優也投手(34)が先発し、5回3安打無失点。低めへの正確な制球、際どいコースに配する変化球、そして、力強い投球動作。全盛期をほうふつさせるマウンドさばきを披露した右腕が、当確ランプをともす力投を見せた。

 「打者の一番遠いところにうまく投げられた。投手の原点はアウトロー。何球、うまく集められるかが僕の投球です」。前回の6日ソフトバンク戦は4回無失点。この日は3回を13球、4回を9球で抑えるなど、抜群の安定感を示した。

 和田監督は「安藤復活、というところまで来たね。球も力があるし、スピードガンより速く見える」と話した。すでに能見、岩田、スタンリッジ、メッセンジャー、久保の起用が決定的。小林宏、秋山らと残り1枠を巡る先発争いを繰り広げている安藤が、ここに来て頭1つ抜け出した。