阪神は初黒星を喫しDeNAとの開幕カードは1勝1敗1分けでしたが、戦いはこれからです。鳴尾浜ではヒットメーカー、マット・マートン外野手(30)が左太もも裏肉離れからわずか半月でスピード実戦復帰。NTT西日本との育成試合で2安打と大暴れし、エンジン全開で1軍に合流する。代わりにドラ1伊藤隼は2軍武者修行に…。巨人に勝ち越したヤクルトにフルキャストでぶつかる。
ヒットメーカーが帰ってくる。しかも全開だから、頼もしい。3月16日ロッテ戦以来、半月ぶりの実戦復帰となったNTT西日本との育成試合。復活を祝うかのように、代名詞の安打を2本、放った。
「3番右翼」でスタメン出場。1回1死一塁で、ドラフト候補の安部の内角低めカーブを右前に運んだ。2死一塁から橋本の右前打で激走。スライディングで三塁を陥れた。
マートン
久しぶりだったので、ゲームにしっかり入っていくことを確認したかった。いろんな動きがあったのは良かった。ゴロも捕れたし、フライも捕れた。一塁から三塁までの走塁もあった。いろんな動きで体がどうリアクションをするかを見たかった。
逆転された直後の3回は、1死二塁から内角直球を痛烈なライナーで左前に落とした。同点に追いつく適時打。次打者野原将の2ストライクからの3球目には二塁にスタートを切った。野原将が空振り三振し、捕手がボールをこぼす間に二盗を成功させた。積極的な走塁は、左太もも裏という故障箇所がデリケートな不安を一掃した。
5回1死一塁ではフルカウントから四球を選び、予定の3打席を終えた。右翼守備では5イニングで、2本のフライと1本の右前打を処理した。走攻守で復活をアピールした。
マートン
バッティングに関しては、強く振れている。今日のような感じで問題ない。試合に出ていれば、何か問題があって100%じゃない中で試合に出ることもある。今もテーピングを巻いているし、100%とは言い切れないけど、全力で戦えるという意味では、そういうポイントに達している。
報告を受けた和田監督は「見てみます」と話した。今日2日に練習合流し、3日ヤクルト戦(神宮)で1軍復帰。3戦遅れで開幕するのは確実となった。
マートン
しっかりグラウンドに立って、全力でプレーする、相手と戦うという意味では、準備はできている。呼ばれたら、自分の仕事をしっかりしたい。
2年連続最多安打のM砲が全開で戦列に戻れば、開幕3試合で打率1割8分1厘の打線にカンフル剤となることは間違いない。理想オーダーの全容が出そろい、和田阪神は開幕ダッシュにリスタートを切る。【岡本亜貴子】



