<阪神0-3中日>◇15日◇甲子園

 竜キラーがまさか…。阪神岩田稔投手(28)が痛恨の被弾に泣いた。無安打投球で迎えた5回だ。先頭の6番井端に初安打となる左前打を許し、無死一塁。2ボール1ストライクから7番平田の内角を突くはずが、直球系が外角へ。バックスクリーンに運ばれ、2点を先制された。「あれがなければ…。ただ悔しい」。7回1/3を4安打3失点で降板。打線は山本昌に抑え込まれ、開幕から自身3連敗となった。

 昨季は防御率2・29ながら9勝13敗。今季の最大テーマは「勝つこと」だが、スタートダッシュに苦しんでいる。登板時のチーム1試合平均得点は1。岩田自身も前回登板時に不運な当たりが目立ったとはいえ、防御率5・19と粘れていない。中日とは昨季5戦で防御率0・97。抜群の相性を誇っていたが…。

 藪投手コーチ

 先発としての役割を果たしてくれた。全然、調子は悪くない。今は我慢の時。どうしてもゼロにと思うと苦しくなるし、QS(クオリティー・スタート=先発6イニング以上、自責点3以下)を目標にね。イニングも十分投げている。次につながりますよ、岩田は。

 首脳陣の信頼は揺るがない。次こそ勝利を。耐えて耐えて、苦境を脱する。【佐井陽介】