<楽天4-0オリックス>◇24日◇Kスタ宮城
暖かい気候とともに、主将のバットも熱くなってきた。楽天松井稼頭央内野手(36)が4打数3安打1本塁打でベテランの存在感を示した。2回、フィガロの148キロ直球に反応した。引きつけて、シャープに振り切って今季第1号。「当てることなく、思い切り振れましたね。まだまだ、毎日の積み重ねですから」と気を引き締めた。
瞬発力や反応のキレは戻りつつある。この日の仙台の最高気温は20度。「熊本ぐらいから(キレが)違うなという感じはしてた」と2日前の九州遠征から、手応えを感じていた。腰のケアには細心の注意を払う。2月の久米島キャンプではほぼ毎日、スパ施設に通い体を温めた。「昔から(スパ施設は)どんどん行ってましたよ。そういうところ探して(人に)聞いたりして」と積極的に足を運んだ。ビジターでも選手宿舎に温泉がないときには自室の浴室に湯をため、ケアを重ねてきた。
開幕前に1軍登録を外れたが、2軍では打率5割3分8厘の結果を残して1軍に合流。それでもすぐに結果を出せなかった。「1軍に出ている以上、言い訳するつもりはないです」。攻守の要として常に覚悟を決めている。「チームが勝ったので、それがなによりですよ」と主将らしく締めくくった。【斎藤庸裕】



