<中日3-0阪神>◇3日◇ナゴヤドーム

 黄金週間とは名ばかりだ。和田阪神が白星から見放された。今季5度目の完封負け。勝負の9連戦は4敗2分けで、勝率も5割に逆戻りしてしまった。

 和田豊監督

 もう、ここまで来たら、ごちゃごちゃ言っても仕方ない。ゼロからの再スタートになる。甲子園では絶対にこんな試合はできない。しっかり気合入れていく。以上!

 取材に真摯(しんし)に応じる指揮官もいら立ちを隠せず、自ら会見を打ち切った。開幕以来、試合後では最少となる2つの質問に答えただけ。厳しい表情を崩すことなく、帰路に就いた。

 前日2日に連続無得点を35イニングで止めたが、貧打は変わらなかった。2回の3失点に反発する力は、今のチームにはない。4回無死一、三塁では、4番新井貴が空振り三振。マートン、ブラゼルも凡退し、三塁走者をかえすことさえできなかった。追撃ムードはあっという間に消え、後は淡泊な打撃が目立った。和田監督は「4回がすべてだ。こまごま言っても仕方がない。1点でも2点でも取れていたら、安藤も長く投げさせられた。1つのことがつながっている。かみ合っていない」と手厳しかった。

 序盤の先制パンチに貢献した中日の主軸とは対照的だった。本塁打も14試合出ていない。今日4日からは甲子園での巨人戦。新井貴は「明日やるしかない。明日、また試合があるわけだから。明日、勝つためにやるしかない」と言葉を絞り出した。意地を見せるか、それとも借金生活に突入か。和田阪神が分岐点に立たされた。【田口真一郎】