次は小久保だ。4日に2000本安打を達成したヤクルト宮本慎也内野手(41)が7日、ソフトバンク小久保に、達成者ならではのアドバイスを送った。「1本残しにしない方がいい。決めるなら残り2、3本から一気にいった方がいい」。
経験した者にしか分からない苦労だ。宮本は残り4本で迎えた1日のDeNA戦(横浜)で3安打。最終打席で右飛に倒れ、一気に決めるチャンスを逃した。次の試合となった3日、9回1死走者なし、2点差の場面で打席がまわってきた。「点差があったし、四球でもなんでも出塁したいと思ってるところに、ものすごい声援をくれて戸惑いました」。安打を1本打てば、チームの勝利が決まるかのような声援を受けることは、その場で求められる働きと大きなギャップがあった。1日に一気に決めておけば、無縁の経験だった。
小久保とは選手会の会長を務めた時に理事長をやってもらい、ともに戦った仲。2000本を打ったお祝いの花が届いていたため、電話でお礼を言い、その際に直接アドバイスもしたという。果たして助言通りに決められるか、今季3人目の2000本安打達成まで、あと10本だ。【竹内智信】




