<広島4-5日本ハム>◇20日◇マツダスタジアム
広島に悪夢が降りかかった。9回2死まで4点リード。そこから同点とされ、2死二、三塁で二塁手小窪の送球がそれた。勝ち越しを許す5点目を献上。7回6安打で無失点に抑えたエース前田健太投手(24)は、白星が消えると試合終了を待たずにロッカー室へ引き揚げた。
「100%勝たないといけない試合。チームにとっても痛い1敗。僕にとっては…。先発は1つ勝つのにも、どれだけ苦労するか。今までにない悔しさがあった。最悪の試合」
まさかの敗戦に、野村監督は「今日はいいやろ。しゃべることない」と今季初めて会見を拒否。2失策が絡み、自責点は1ながら5失点。守護神デニス・サファテ投手(31)には早くも昨季を上回る4つめの黒星が付いた。
前田健は前回13日中日戦でマウンドに足を滑らせ乱調。「前回同様に、打たれる姿を見せたくなかった」。この日は、遠征期間中に改修される軟らかいマウンドの影響は受けなかったが、2戦続けて本拠地で勝ち運に見放された。【鎌田真一郎】




