<楽天3-4広島>◇2日◇Kスタ宮城
広島前田健太投手(24)が、デーゲームで今季初勝利を挙げた。今季最多の125球を投げ、8回7安打無失点。5月6日ヤクルト戦以来の白星で、チームトップの5勝目。2番手ミコライオが9回に1点差に追い上げられる場面をベンチで見守り「心臓が出そうでした」と振り返った。3番手今村が反撃を封じ「(試合終了の)あの瞬間が一番うれしい。久しぶりでしたし、最近勝てなかったので」と喜んだ。
序盤からかわす投球で、4度も得点圏に走者を背負った。「いいボールがなかった」。だが、8回は最後の力を振り絞り、2死二、三塁のピンチでテレーロを129キロのスライダーで見逃し三振。球審の手が上がると、力の限りほえた。
エースがデーゲームで登板すると“事件”が起こり続けた。4月30日ヤクルト戦は悪天候で試合開始が遅れても情報が伝わらず、5月13日中日戦は本拠地のマウンドが合わずに足を滑らせた。5月20日日本ハム戦は7回無失点と好投したが、チームは9回2死から4点差を逆転されて敗れた。
悪い流れを断った。チームは今季3度目の3連勝。大黒柱の白星が勢いを加速させる。【鎌田真一郎】



