中日荒木雅博内野手(34)が無欲で初の交流戦首位打者に挑む。交流戦打率3割7分3厘はトップの西武中村に6厘差の2位。今季最長の9戦連続安打中で、残り8試合での逆転は十分射程圏だ。

 「でも意識はしないですね。これまでの分を返していかないといけないから」。17年目のベテランらしく、勝利最優先を強調した。4月は不調で一時は2番に下がるなど、迷惑をかけた思いが強い。5月になって古傷の肩痛が良化し、力を出せるようになった。首位打者の称号より、勝ちを呼ぶ1本が欲しい。

 「こういう時もある。みんなでどうカバーしていくか」。荒木が出ても中軸がかえせない試合が続いて4連敗。自分が打てない時は中軸に助けられた感謝がある。東京から新幹線で名古屋に戻り、静養。楽天2連戦に備えたヒットマンが、初回から連敗脱出につながる1本を狙う。