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大隣2度目完封で杉内上回る防御率1・36

完封勝利を飾った大隣(右)は、秋山監督に頭をグリグリとされ祝福される
完封勝利を飾った大隣(右)は、秋山監督に頭をグリグリとされ祝福される

<ソフトバンク8-0中日>◇14日◇福岡ヤフードーム

 頼れる左腕エースだ。ソフトバンク大隣憲司投手(27)が中日打線を完封し、5勝目を挙げた。完封は今季2度目、防御率1・36とし、パ・リーグ2位に浮上した。「ちょっと想像がつかないですね。自分が1点台にいるなんて。先発として役目をしっかり出来ている」。昨季までのエースで巨人に移籍した杉内がセ・リーグトップの1・38をマークしているが、単純比較はできないながらその数字も上回った。

 完封は狙っていなかったが、疲れの見える中継ぎ陣を休ませるため、最後まで投げきることにこだわった。秋山監督はベンチ裏のテレビで大隣のヒーローインタビューを見ながら「へたったとか言ってないだろうな。初回はバタバタしたけれど(最初の)3点が大きくて自分の投球をした」と表情を緩めた。

 初回、2番大島に内野安打を許すも、冷静にけん制で刺した。2死二、三塁にピンチを広げても井端をスライダーで遊ゴロに打ち取り流れに乗った。

 書籍からヒントを得ている。この日対戦した山崎の本も読んだ。「この人はこう思ってやっているんだ」と精神的に優位に立ち、4打数無安打2三振と完璧に抑えた。夫人が読んでいた本がきっかけでメンタルトレーニングも始めた。「まだ初級ですがトレーニングを受けて変わった。今年は全然弱気にならない」とプラス思考になった。

 5月17日ヤクルト戦以来4戦ぶりの白星でチームを乗せた。交流戦は残り2戦。何としても、最下位を脱出する。【石橋隆雄】

 [2012年6月15日10時30分 紙面から]









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