<阪神3-4広島>◇3日◇松山

 野球の神様って、なんて意地悪なのか…。「野球」という「雅号」を使った俳人正岡子規が生まれた松山で、虎が悪夢を見た。1点リードの9回2死二、三塁で、榎田大樹投手(25)が空振り三振を奪ったボールを小宮山慎二捕手(26)がはじき(記録は暴投)2者が生還。振り逃げで得点が認められ、5位・広島に0・5ゲーム差に迫られた。

 小宮山が9回のミスを悔やんだ。2死から三連打で1点差とされ、なお一、二塁から重盗を許して二、三塁。ここで榎田の変化球を捕れず、梵に振り逃げを許した。「ノーバウンド」と話し「僕が捕れなかっただけです。(重盗は)すみません…」。正捕手藤井彰が右脇腹痛で出場できない中、代役として先発マスクをかぶったが、最後の最後で落とし穴が待っていた。