期待の新大砲でいざG倒!

 広島の新外国人、ブラッド・エルドレッド内野手(31)が9日、マツダスタジアムで1軍練習に参加。10日巨人戦(京セラドーム大阪)からの1軍登録が決まった。野村謙二郎監督(45)は6番か7番でのスタメンデビューについても言及。5連勝中と絶好調のチームを加速させる存在として期待した。

 打撃練習でも心地よさそうに打ち上げる。エルドレッドはバットの感触を確かめながら笑顔を浮かべた。6月28日に来日してから12日目。待望の1軍切符をつかんだ。

 エルドレッド

 攻守ともに自信はある。チームに貢献できるようにしていきたい。3試合とも自分のスイングができてボールを芯でとらえることができた。

 日本の野球に順応する自信を深めた。6日からのウエスタン・リーグ、オリックスとの3連戦では12打数1安打だったが中身は充実していた。日本野球を学習できたことも大きかった。米国のスムーズな投球フォームと異なり、タイミングの取りにくい日本の投手を目の当たりにした。

 エルドレッド

 相手がウオームアップ(投球練習)で投げているときに、タイミングを合わせることを心がけていた。

 チームメートのバーデンを質問攻めにするなど、すでに真面目さと研究熱心ぶりを発揮している。

 野村監督は打撃練習を見てから新助っ人と面談し、10日の1軍登録を即決した。出場パターンについても頭の中で巡らせる。10日の巨人先発は内海だ。

 野村監督

 出してみてもおもしろい。チームも元気なので上位打線は崩したくない。6番か7番でということも考えている。

 スタメンデビューの可能性も出てきた。打順は6番か7番、守備は一塁になりそうだ。

 現在、チームは5連勝中と絶好調だ。借金は3まで返済した。3位ヤクルトとは3ゲーム差まで迫った。前半戦終了の9連戦で6勝3敗以上の成績を残せば、借金も完済できる。

 野村監督

 9連戦は大切になる。借金があと3つ。昨年は乗り越えられなかったけど、勝って目指していきたい。

 昨年は8月末まで借金1まで行きながら、5割復帰を果たせずに後退した。チーム本塁打数はリーグ4位の36本。つながり始めた打線に長距離砲のエキスを加えて、野村鯉が破天荒な夏を演出する。【中牟田康】