労組日本プロ野球選手会(新井貴浩会長=阪神)は20日、大阪市内で臨時大会を開き、来年3月に開催予定の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に参加しない方針を全会一致で決議した。米国が主導権を握る収益配分の不均衡を問題視。1年前から日本代表を支援する企業のスポンサー料を日本側に譲渡することなどを求めてきたが改善されなかったため、不参加を決めた。

 ◆WBCの利益配分

 第1回、第2回ともに約1800万ドル(当時のレートで約16億~20億円)の利益があったが、その配分率を見ると米国が66%、日本は13%と大きな差がある。選手会によれば「大会全体のスポンサー収入の7割以上が、日本代表を支援する企業から出ている」という。ただ、第3回大会はユニホームのスポンサー料だけは日本側に入ることが認められている。