<オリックス7-6日本ハム>◇29日◇京セラドーム大阪

 日本ハム斎藤佑樹投手(24)が、2軍落ちすることが決まった。後半戦初登板となったオリックス戦で3回0/3を7安打6失点(自責4)。味方打線が6回に追い付き8敗目は免れたが、誕生日の6月6日を最後に6戦連続勝ち星がない状況に、試合後、栗山監督が降格を決断。斎藤は新人の昨季、左脇腹痛で2軍調整した時期はあったが、初めて不振による降格という屈辱を味わうことになった。

 1回には先制二塁打、3回には同点2ランと、ともに4番李大浩に打たれた。1回は追い込んでから勝負に行ったスライダーがすっぽ抜け、3回には139キロの真っすぐが狙いより高めへ。4回は、下位打線に先頭から3連続長短打を浴びて勝ち越された。試合をつくるどころか、チームの勢いをそぐ投球内容にベンチの決断は早かった。

 6月以降の防御率は4・50、1勝3敗で6戦連続勝ち星がない。斎藤は「調子はずっといい。点を取られてしまう原因がどこかにあると思う」と話したが、それが“何”かは曖昧なままだ。チームには八木、多田野ら、結果を残しながらも登板機会を削られている投手がいる。開幕投手を任せ、可能性を信じて起用してきた栗山監督は「投げたいところに投げられていない。ファームで頑張っている投手が、投げるところがなくなっちゃう」と苦しい胸の内を明かした。

 斎藤は今日30日にも出場選手登録を外れ、2軍施設のある千葉・鎌ケ谷へ合流する。試練の夏だ。