<楽天9-2西武>◇9日◇Kスタ宮城

 西武が負けるべくして負けた。先発のマイケル中村投手(36)は1回、逆球を連発。それをことごとく安打され失点した。そこから負の連鎖が始まった。2回には浅村の悪送球とマイケルの暴投で2点を失い、5回には松永の悪送球からピンチを広げて2失点。さらに6回には星秀が平凡な左飛で一塁走者と二塁走者にタッチアップを許し、これも失点につながった。

 マジック点灯をかけて臨んだ3連戦でまさかの3連敗を喫した。同一カードの3連敗は4月6日から8日のソフトバンク戦(西武ドーム)以来。連敗をしないことが強みだったが、集中力がプツンと切れたかのように、首位チームらしからぬプレーを繰り返した。内容を見れば、3連敗は必然の結果だった。

 前日に続く目を覆わんばかりのプレーに、渡辺久信監督(47)は「やれることをしっかりやっていない。ここ数試合、集中できていないところがある」と、チーム状態の悪さを嘆いた。

 このままでは優勝できない。それはチームのだれもが分かっていること。渡辺監督は「3連敗は少し気を抜いたらこうなるという戒め。気持ちを切り替えてやっていくしかない」と話し、悪いところの出尽くしたこの日の試合を糧にしようとしていた。【竹内智信】