ソフトバンク大隣憲司投手(27)が「世界一」を相手に新球をテストする。山本浩二WBC代表監督の初陣となる11月16、18日の親善試合キューバ戦(福岡ヤフードーム、札幌ドーム)に出場が内定。「ちょうど良かったです」と歓迎する、ひそかな狙いがある。「いろいろ球種を投げられるようにしたい。右打者へのカット、左打者へのシュート、速いチェンジアップとか」。同1日から始まる秋季キャンプで習得を目指す新球をいきなり試す機会が巡ってからだ。
国際野球連盟の世界ランク1位で「赤い稲妻」と呼ばれるキューバとは、近大時代の06年、世界大学野球選手権で対戦。先発した大隣は相手4番に2ランを浴びて降板した思い出がある。プロで6年プレーし、今季は自己最多12勝。「休むつもりはなかったし、自分を高めたいですからね」。飛躍した1年の締めくくりにぴったりの小手調べ。この日は福岡ヤフードームで荷物整理を済ませた。



