一晩過ぎても、中日高木守道監督(71)監督は無念の表情のままだった。「悔しさが一層出てきた。昨日は寝てない。負けた試合なんか(スポーツニュースで)見んよ」。巨人とのCSで3連勝しながら、まさかの3連敗で悪夢の終戦。前夜は一睡もできなかったとし、外がまだ暗い午前5時過ぎに都内の宿舎をチェックアウトした。
「来季のことは何も考えられんよ」。だが、今日24日にスカウト会議、25日にはドラフト会議が控える。「まあ、ドラフトは即戦力(投手)だよ。スカウトの言うことを聞くだけだから、(スカウト会議は)行きたくないんだけどね」。威勢のいい守道節は出ず、心ここにあらずの感も漂わせた。
もっとも、そんな中でも、最後まで泣かされた貧打を思い出してか「打てる外国人がいいね」と補強プランの一端は披露した。「今日は名古屋でゆっくりしますよ」。71歳の監督は東京駅午前6時発の新幹線に乗り、傷心のままナゴヤへ帰った。



