西武が来季の2軍監督として、編成部プロ担当・潮崎哲也氏(43)を有力候補の1人として検討していることが25日、分かった。1日に行沢2軍監督が今季限りでの退団を発表。田辺2軍打撃コーチが監督代行として、宮崎フェニックスリーグで指揮を執る中、球団は後任人事を慎重に協議。現役時代は西武一筋15年で、渡辺監督とともに強力投手陣を形成し、西武の黄金期を支えた同氏が浮上した。引退後も4年間の投手コーチ経験で育成手腕を発揮し、人望も厚いことから適任と判断したようだ。

 黄金時代再現には投手王国の再建が最重要テーマになる。7月以降は菊池が先発ローテに定着したが、大石、小石、武隈ら将来性のある投手をいかに育て上げるかがカギを握る。この日のドラフトでも4投手を指名。2人が高校生だったように、若手育成の方針が示された。

 野手では中島が、FAで大リーグに移籍することが確実。中村も左膝の手術を受け、開幕は微妙な状況とみられ、ポスト中島として期待される永江、石川ら、若手の底上げが不可欠となる。シンカーの使い手として知られ、甘いマスクでも人気を博した潮崎氏が、チームに「常勝イズム」を注入する。