楽天永井怜投手(28)が29日、来季目標に「カムバック賞」を掲げた。09年、10年と2年連続2ケタ勝利も、昨夏に右肩を負傷。長いリハビリが始まった。今年8月、1軍に復帰し、同14日には1年ぶりの白星。だが、以降は勝てなかった。「球が高かった。低めに、本来のキレのあるボールが行かなかった」と自己分析。「本当には復活していません。来年はカムバック賞を狙います」と誓った。

 投げられるようになっても勝てなかった原因は、やはり右肩にあるとみている。「また肩を壊さないようにと思ってしまった」。自然と力を抑えてしまい、球をリリースする瞬間が「早くなってしまった」という。幸い、シーズン後も肩の状態は良く、思い通りの練習ができている。この日も、Kスタ宮城で汗を流した。11月の倉敷キャンプへの参加も決定。ベテランは不参加のため、投手陣最年長となる見込みだが「来季は、もう始まっています」と、若手に負けないぐらい目をぎらつかせた。【古川真弥】