いきなり喝や!
阪神和田豊監督(50)が1日、覇気のない若虎に猛烈ゲキを飛ばした。秋季キャンプ初日の紅白戦で、打者が振るわず、両軍で9安打1得点に終わった。試合後の青空ミーティングで、指揮官は苦言を呈した。戦力の底上げを目標に掲げているが、前途は多難だ。
指揮官が若虎で作る円陣の中に入った。冷静な口調は変わらないが、中身は厳しいものだった。
和田監督
下手くそでも、投手と勝負せなアカン。何とかして打ってやろうというのが見えてこない。集中して、執着して、この世界で食っていく。チャンスがあるんだから、まず舞台に上がるようにしないと。
キャンプ初日から紅白戦を実施した。第2クールまでにアピールしなければ、鳴尾浜に強制送還する方針を打ち出している。競争をあおり、戦力の底上げを目指す。しかし打者に限れば、この日の内容は寂しかった。
1軍で試合に出続けた大和が3打席とも内野フライで凡退。フェニックス・リーグで結果を残した伊藤隼も精彩を欠いた。4番森田も2三振。同じ2軍レベルの投手陣に、両軍でたった1得点と抑え込まれた。
和田監督
全部足りないところを、何で補うかの工夫をしないと。1球の悔しさをもっていかないと。
試合は起伏のないまま、予定の7イニングで終了。俺を見ろ-、という気迫が感じられなかったのも、指揮官には物足りなかった。
和田監督
今年は良太が持ち味の声で表現した。シーズン後半に4番をつかむまでになった。声を出すことでいろんな不安が解消される。相乗効果はたくさんある。
実力不足は仕方がないが、せめて元気だけでも…。チーム再建は大型補強に頼るだけでは実現しない。指揮官の言葉には、いら立ちが交じっていた。【田口真一郎】



