日本ハム栗山英樹監督(51)が、斎藤佑樹投手(24)に、世間から自らを隔離する「山ごもりオフ」を推奨した。9日、沖縄・国頭村で行われている秋季キャンプを視察。来季、勝負の3年目を迎える斎藤に「(オフの間)知り合いに1人も会わないとかね。昔の人も、そうやって退路を断って、何かをやっていた。そうじゃないと、本当に覚悟しているとは言えない」と、期待の裏返しとして、珍要求で奮起を促した。
栗山監督の言葉は、それだけ今オフが重要になるということを意味している。初の開幕投手を勝利で飾った斎藤だが、終わってみれば5勝8敗、防御率3・98と、新人だった昨年より成績を落とした。
就任2年目となる来季、栗山監督は開幕ローテの白紙を強調する。「完全にゼロからのスタート。去年よりゼロ。今年やったから来年もできるという甘いもんじゃない」。ドラフトで指名した投手を含めて全選手をフラットな立場に置き、開幕投手や先発ローテーションを争わせる方針。今季大役を任せた斎藤についても「それは全然関係ない。別次元の問題」と厳しい言葉を並べた。
この日はブルペン入りせず、ランニングやフィジカルトレーニングに取り組んだ斎藤も、この先の野球人生のために大切なオフになることは自覚している。「そういう時期になると思います。(危機感は)感じています。(オフの)プランは立てています」。開幕マウンドに立った今季以上に、厳しく、重要な来季になる。【本間翼】



