日本ハム栗山英樹監督(51)が12月上旬、教授として籍を置く白鴎大(栃木)で“凱旋(がいせん)講義”を行うことが19日、分かった。今年初の講義だけでなく、プロ野球監督1年目の活動報告もすることになりそうだ。教職員ら大学関係者総出でパ・リーグ制覇の祝福セレモニーも予定され、オフも多忙を極める指揮官が、もう1つの職場から温かく出迎えられる。

 栗山監督が1日限定で教壇に復帰する。休職扱いで教授として籍を置く白鴎大に、12月上旬に訪問することが決まった。現在、日程を最終調整中だが大学関係者は「栗山さんが昨年まで教えられていた学生も多く残っています。彼らも、とても喜ぶと思います」と久しぶりの訪問を心待ちにする。講義の候補に挙がっているのは指揮官がかつて担当していた「スポーツ産業論」。指導者経歴なしで挑んだ監督業の活動報告も含め、熱弁を振るうことになる。

 昨年の監督就任時から、講義継続の声は学生を中心に多かった。大学側もシーズン中は監督業にまい進する栗山監督との接触は控えてきたが、温めていたプランをシーズン終了後に打診。スケジュールの都合もつき、監督として送り出すことが決まってから大学側が熱望していた特別講義が決定した。

 凱旋セレモニーも準備される。大学関係者は「パ・リーグ優勝決定の際には、大学も大いに盛り上がりました。みんな応援していましたから。温かく迎えたいですね」と準備を進めている。日本一は逃したが、新人監督ながらチームを3年ぶりのリーグ制覇に導いた。教職員らが総出で快挙を祝い、アットホームな雰囲気で1年間の激務をねぎらうつもりだ。

 シーズンオフもイベントが立て込み、来季の構想を練るなど多忙を極める栗山監督にとっても、リフレッシュするいい機会となりそうだ。