阪神が19日、西岡剛内野手(28=ツインズFA)の獲得を発表した。チーム再建の目玉補強がついに実現。来季は「1番二塁」の起用が確実で、鳥谷と二遊間の最強コンビを結成する。和田豊監督(50)は「チームを変える可能性を秘めた選手だ」と創造的破壊を期待した。2年6億円(推定)で背番号「7」。今日20日に大阪市内のホテルで入団会見を行う。
待望の目玉補強が実現した。前日18日夜に西岡サイドから球団担当者に連絡があった。「阪神で頑張ります」。古巣ロッテやオリックスなど複数球団との争奪戦の末、猛虎への加入が決定。南球団社長は「ひと安心です。ホッとした」と笑みをのぞかせた。
28歳のスピードスターが、チーム再建の切り札となる。現有メンバーとレギュラーを争うことになるが、「1番二塁」で来季開幕に臨むことは濃厚。朗報を聞いた和田監督は「想像してもらっていい」と話し、鳥谷と夢の二遊間コンビを結成する。
チームは広い甲子園をバックに、機動力を生かした野球に移行する方針を掲げている。盗塁王のタイトルホルダーはまさに理想的な存在だ。
西岡に求めるのは他にもある。それは「創造的破壊」だ。大胆不敵なキャラクターで、阪神OBである新庄氏とも親交が深い。このスター性が、チームに活気をもたらすのは確実だ。
和田監督
うちはマジメな選手が多く、はじける選手がいない。性格的にもチームを変える可能性を秘めた選手だ。どういうものを引っさげて、合流してくれるか楽しみにしている。
指揮官もヤンチャに大暴れする姿を期待してやまなかった。中村GMも「鳥谷と一緒にチームを引っ張るリーダー的存在になりうる資質を持った選手だ」と声を弾ませた。今日20日に大阪市内のホテルで入団会見を行う。新時代の猛虎を背負う西岡の所信表明に、乞うご期待だ。【田口真一郎】
◆西岡剛(にしおか・つよし)1984年(昭59)7月27日生まれ、大阪府出身。大阪桐蔭では3年夏に甲子園出場。02年ドラフト1巡目でロッテ入団。05年と10年の2度、日本一。10年オフにポスティングシステムで米ツインズに移籍したが、今年9月末に契約を1年残して自由契約となった。182センチ、80キロ。右投げ両打ち。
◆阪神の補強
外国人はレイズからFAとなったコンラッドと入団合意。課題の捕手はオリックスからFA宣言した日高の入団が決定的だ。リリーフ陣では五十嵐の獲得に失敗し、新外国人の獲得も選択肢にある。DeNA、中日と争奪戦となっている福留の獲得も目指している。ドラフト会議では大阪桐蔭・藤浪ら6選手を指名した。



