楽天の初代センターは菊池!

 岡山・倉敷の秋季キャンプが19日、終了。星野監督が「アホ(A)、カス(K)、ボケ(B)」とののしり鍛えた若手投手5人組「AKB闘将ファイブ」の〝第1回総選挙〟が行われた。首脳陣、スタッフ、報道陣の投票で、キャンプで一番頑張った選手が選ばれた。結果は…、5年目右腕の菊池が9票獲得。戸村、塩見(各7票)、釜田(3票)、辛島(2票)を抑えた。

 菊池は連日の監督ノックでは最後までボールを追い掛け、ブルペンでは力感あふれる投球を見せた。ご褒美に、来春オープン戦の開幕投手に内定し「来季は最低でも10勝。それ以上、勝てるように頑張ります」と所信表明。通算2勝だが、飛躍を予感させた。

 自らも菊池に投じた星野監督は「みんな評価できるけど、キクが一番元気だった ! 」と、えびす顔。遊びで始まった総選挙だが「このチームには競争が足りない。もっと競わせないと」との狙いがあった。来季ノルマを当初の「5人で45勝」から「50勝」に上乗せ。それだけ手応えのある秋を終え、「期待を裏切ったヤツは罰を与えるぞ」と上機嫌だった。【古川真弥】

 ◆菊池保則(きくち・やすのり)1989年(平元)9月18日生まれ。茨城・大子町出身。常磐大高から07年高校生ドラフト4巡目で入団。10年に西武戦で初登板初先発初勝利。今季は9月に昇格し1勝。150キロ近い直球とスライダーが武器。180センチ、80キロ。右投げ左打ち。愛称「キク」。