体重130キロで山登り!

 WBC韓国代表のオリックス李大浩内野手(30)が驚異の肉体改造に成功した。「侍ジャパン」のライバル国の中軸候補は、すでに韓国・釜山で始動。球団関係者は17日、「体つきが変わっていました」と証言した。体脂肪率はシーズン後の25%から18%になったという。

 李大浩は毎日、午前6時に自宅を出て近くの山を2時間かけて往復。130キロの巨体で山登りトレを敢行し、下半身を強化している。その後はティー打撃、ウエートトレーニングを行い、1日の練習時間は約6時間。午後9時30分ごろに帰宅する。夕食は炭水化物を避けるなど、マッチョな130キロに変身するために節制中。「飛距離を出すため筋力をアップさせる」という言葉は本物だった。

 来日1年目の今季は打点王を獲得。それでも10月10日の帰国時には「26本しかホームランを打っていない。こんな数字では韓国代表に選ばれるかどうかわからない」と話し、統一球対策としてパワーアップを宣言。肉体を改造した韓国のスラッガーは、オリックスにとって頼もしく、日本代表にとっては危険な存在だ。【益田一弘】