賭けじゃない、馬原は1軍スタート!

 オリックスが13日、神戸市内でスタッフ会議を行い、春季キャンプの方向性を協議した。A組、B組(1軍、2軍)振り分けの第1次案を出し、森脇浩司監督(52)はFA流出した寺原の人的補償で獲得した馬原孝浩投手(31)の1軍スタートを明言した。

 その目は確信に満ちていた。馬原は昨年2月に右肩の手術を受け、1年間1軍登板がない。しかし、指揮官には迷いがなかった。「休養十分というところだね。当然そう(1軍に)なる。今回の獲得は賭けじゃないからね」とゆっくりとした口調で断言した。

 肩の回復はもちろん、いるだけで得られる波及効果がある。前日12日には「時間を共有することで、金子や岸田、平野らもレベルが上がる」と存在の大きさを語っていた。当然「復帰までに必要なプロセスを度外視する必要はない」と調整は任せる方針だ。

 馬原効果に期待する一方、4勤1休ベースだった昨年から5勤1休に変更するなど、厳しいキャンプを予告した。「弱い者が、強い者に向かっていくことを考えたらね。9連戦があるんだから、9勤1休でもいいくらい」。新監督に新戦力。オリックスに、新しい風が吹いている。【池本泰尚】