ソフトバンクのドラフト1位東浜巨投手(22=亜大)が20日、ブルペンで最多となる166球を投じた。投手陣の練習が終わってただ1人残ってから、東都リーグ40完投男が本領を発揮した。
147球目から右打席に高山投手コーチが立つと、そこから20球、低めに構えた細川のミットへ糸を引くような軌道でバンバン投げた。
「最後は思った軌道の球が来た。いつも尻上がりなんです。投げ込んでみて分かるものがある」
大粒の汗をかいた表情は充実感でいっぱいだった。全球直球、全球セットポジションからの投球。振りかぶった時よりバランスが良いフォームで、低めに球を集めた。
高山投手コーチは「まとまってきましたね。体が投げられる状態になったということ。頼もしい限り」と目を細めた。郭投手コーチは「長い回を投げられるということ。試合が楽しみだね」と登板が濃厚な24日西武戦を待ち切れない様子だった。大学4年間での40完投のうち1試合の最多は169球。練習では連日200球投げて仕上げてきた東浜が、プロでも投げ込み調整を始めた。【石橋隆雄】
◆ソフトバンクの完投
昨季はパ・リーグトップの16を記録。大隣6、摂津3と両エースで半分以上を稼いだ。ルーキーだった武田は100球の球数制限があったが、10試合目の登板となる9月25日オリックス戦(京セラドーム大阪)で111球を投げ完封勝利を挙げている。



