<オープン戦:巨人2-1楽天>◇24日◇沖縄セルラー那覇
楽天銀次内野手(25)は首をひねった。「もっと、もっと、頑張らないといけないですね。練習が足りないということですよ」。1回2死走者なしで中前打を放った。菅野のスライダーをとらえた。カウントは3ボール1ストライク。「ストライクを取りに来た球。ド真ん中でしたから」と謙遜気味に話したが、初めて対外試合のマウンドに上った注目ルーキーから最初の安打を放った。だが、8回2死二塁の好機では遊ゴロ。反省が先に出た。
理由は、打席内容にある。フルカウントとなり、最後は江柄子のカーブに「当てただけ」の打撃になった。安打を放った1回は、3ボールから「フルスイングしました。詰まるのは最悪ですから」と、思い切り振ってファウル。直後の球を仕留めた。対照的なスイングが、安打と凡退という結果にも表れた。「(8回は)ランナーもいた状況で、ああいうのはよくない」と反省の言葉を繰り返した。オープン戦が本格化する前に、課題を見つけた。
不満の残る打席もあったが、この日は25歳の誕生日。「1日1本。まあ、ノーヒットじゃなくて良かったです」と喜んだ。練習中、スタンドから「おめでとう」の声も飛んだ。昨季の活躍があったから、ファンの期待は確実に増している。「ありがたいですね」。感謝の気持ちを、バットで示す。【古川真弥】



