巨人が記録的守乱を演じた。25日の韓国・LG戦(沖縄セルラー那覇)でまさかの7失策を記録した。巨人の1試合7失策は、1リーグ制時代に2度あるだけという珍事。原辰徳監督(54)は、試合結果を示すスコアボードを見つめながら「情けない話だな」と口元を引き締めた。

 試合開始直後からつまずいた。寺内が1回だけで2失策。しかも2つ目はトンネルという、らしくない守備。「公式戦じゃなくて良かったというのはあるけど、そういう問題でもない。投手に迷惑かけられないんで、しっかり取り組みたい」と猛省した。

 1回と4回に、2つの捕球ミスを犯した村田は「集中力不足だったかもしれない。シーズンでは許されない。初回のミスで大事にいこうとしすぎてしまった。いつものハンドリングじゃなかった」と、ミスがミスを生んだ状況を説明した。

 沖縄キャンプでの最後の実戦で噴出した記録的失策に指揮官は「この悔しさを糧にしていくしかない。プロとして恥ずかしいプレーが非常に多く出た。これをエネルギーに変えればいい」と、個々の選手の奮起を期待した。

 技術面でのミスは連発したが、サインプレーでのミスはなかった。原監督は「個人技はしっかり上げていくしかないけど、チームとしての動きはいい形で動いている」と、その部分に収穫を見いだした。ボロボロの状態から、チームを研ぎ上げていく。【竹内智信】