楽天のドラフト5位島井寛仁外野手(22=熊本ゴールデンラークス)が、故郷から旅立った。チームとともに25日、練習試合3試合が行われる宮崎へ移動。沖縄・浦添出身のルーキーは「ここ(沖縄)で学んできたことをしっかり出せるように、やっていきたい」と意気込みを話し、走塁面での経験を生かしていくつもりだ。
代走要員を育成するため、久米島キャンプの紅白戦から代走で起用され続けている。失敗を繰り返したが、21日のKIAとの練習試合で二盗に成功。50メートル5秒6という超俊足の片りんを見せた。24日の巨人とのオープン戦では、7回2死一塁の場面で起用。二盗を試みたが失敗。球場には両親、祖父母、親戚一同約10人が駆けつけたが、「やっぱり難しかったですね」と晴れ姿を見せることはできなかった。
それでも、首脳陣は島井を代走で使い続ける方針だ。「公式戦では失敗できないので、恐れる気持ちは今はないです」と島井にも迷いはなくなった。チームには盗塁王の聖沢がいるが、代走要員の層は薄い。3月29日の開幕まで約1カ月。チャンスはまだまだある。【斎藤庸裕】



