阪神の上本博紀内野手(26)が開幕ピンチだ。26日のWBC日本代表との強化試合での遊撃守備で、左飛を追って左翼の伊藤隼と正面衝突。右目周辺と左足を負傷し、担架でベンチ裏まで運ばれた。27日に杉本チーフトレーナーは「今日は自宅で安静にさせています。回復には個人差もあるので全治などは出しません。(復帰のメドは)立っていません」と説明した。試合中に搬送された大阪市内の病院で検査を受け、右まぶたと右頰をそれぞれ2針ずつ縫っていた。
心配なのは、同トレーナーが「(本人が)気にしていました」という左足の状態だ。関係者によれば足首の痛みを訴えており、今日28日にも検査する。3月29日の開幕ヤクルト戦(神宮)まで1カ月。武器である俊足を支える部分だけに、本来の動きを取り戻すまでに時間がかかりそうだ。
上本は沖縄・宜野座キャンプから猛アピール。主に1番打者として、紅白戦を含む実戦9試合で打率3割6厘をマークしていた。積極的な走塁で評価も急上昇。新加入の西岡の「二塁」を脅かす存在になっていた。和田監督の掲げる「走塁革命」を体現していただけに、チームにとっても痛い離脱となった。




