開幕投手に内定している日本ハム武田勝投手(34)が“マイホーム調整”で初の大役に挑むことが1日、分かった。6日の巨人とのオープン戦(札幌ドーム)で先発予定だが、その後は自宅から通える2軍施設のある千葉・鎌ケ谷を拠点に調整する。

 実戦登板も関東での試合となる。本拠地で先発後は中6日のペースで14日の春季教育リーグ楽天戦(鎌ケ谷)、21日の楽天とのオープン戦(東京ドーム)に登板予定。黒木投手コーチは「開幕に向けて、良い調整をするため。開幕から逆算して予定は立てています」と説明。29日西武戦(西武ドーム)も相手の本拠地で自宅から通勤可能。腰を据えて、開幕に向かうことができる。

 前日2月28日に沖縄・名護キャンプを打ち上げた際に「気持ちと体をしっかり整えて、緊張感を持った残り1カ月にしたい」と話していた武田勝に、万全の環境が用意される。