<オープン戦:DeNA0-6ソフトバンク>◇19日◇横浜
開幕スタメンへ、いつ打つの?
「今じゃろ!」。ソフトバンク柳田悠岐外野手(24)がオープン戦本塁打キング独走の6号を放ち、中堅定位置どりをアピールした。
DeNA戦の7回だ。昨年までの同僚、左腕神内の119キロスライダーをライナーで右翼席に放った。「打球も低かったし、ちょっと詰まりましたが、入ってよかった。気持ちいいっす。変化球をうまく打てた」と振り返った。
数日前、武田に「今、打たないでいつ打つの?」と聞かれ、「今じゃろ」と故郷の広島弁で返し、笑いを誘ったが、13日オリックス戦から5戦4発。昨シーズン68試合で放った5本塁打を、わずか15試合で超えるほどの量産ぶりだ。
「『今じゃろ!』は冗談ですよ。多少、自信になりますが、謙虚にいきます」と言いつつ、「あと1本打ちたい」と意気込む。その理由は、尊敬する山口裕二1軍マネジャー(47)が現役だった93年に放ったオープン戦6発に並んだから。オープン戦残り5試合で超えるつもりだ。
好調の原因を藤本博史コーチ(49)は「低めの球に手を出さなくなった。あいつは1打席1打席で調子が変わるけど、落ち着いてきたんじゃないですか」と話す。
外野の定位置は内川聖一外野手(30)、故障明けの長谷川勇也外野手(28)が当確で、残りは1枠。ライバル中村晃外野手(23)はこの日も2安打。同じく吉村裕基外野手(28)も適時打を放ち、争いは激化している。柳田も負けられない。9回には、俊足を生かして内野安打を放った。豪快なアーチと快足で、不動のレギュラーをつかみにいく。【石橋隆雄】



