白昼の名古屋市役所で、暴走タヌキと名物タヌキの初対決!?

 中日高木守道監督(71)が21日、竜党の名物市長をやりこめた。「中日と名古屋市との協力事業の拡大」会見が同市役所で行われ、監督が河村たかし市長(64)を表敬訪問。丁々発止のやりとりを繰り広げた。

 河村市長

 オラが街のベースボールチームをどうやって盛り上げるか。命令形で何でも言って下さいな。

 高木監督

 ナゴヤドームにお客さんを入れて下さい。特にテレビで映って寂しい三塁側。これに尽きる。

 河村市長

 栄の角で一発、私と一緒にカラオケ歌ったらどうですか?

 酔っぱらいのおるところで。近くで見たらうれしいでしょ。

 「何でも言って」の割に「繁華街で一緒に歌おう」では、監督もはぐらかされた気分だ。そっちがソノ気ならと切り込んだ。

 高木監督

 名古屋市で100席!

 市で買っていろんな方を招待するんです。

 河村市長

 エッ、市でチャーターですかい?

 余りに具体的な要求で膨大な予算が頭を駆けめぐった?

 しどろもどろに「ほかに何かご命令いただければ…」という市長に、監督がダメ押しのだめ出しをした。

 高木監督

 帽子、ちゃんとかぶってくださいよ。

 親子3代で竜党を自任する市長は、中日帽を横かぶりする姿がトレードマーク。でも帽子は真っすぐかぶるものとの信念が守道流。どうですか、市長?

 河村市長

 わんぱくボウズみたいで格好エエがね。それに真っすぐかぶると手を振った時に当たるで…。

 高木監督

 わざとです?

 佐藤球団代表

 困ったもんですね。

 一同爆笑でお開きとなった。歴史的一戦は暴走監督がオープン戦8連敗のウサを晴らすべく名物市長をタジタジにさせた。市役所を出た監督は「今日は政治の話しかせんで」と久々の笑顔だった。【松井清員】