阪神の鳥谷敬内野手(31)が、右太もも打撲のため23日のオリックス戦(京セラドーム大阪)を欠場した。前日22日のオリックス戦の第2打席に自打球を当て、その打席で2点適時打を放つなど出場を続けたが、一夜明けて患部が腫れた。杉本チーフトレーナーは「右大腿(だいたい)の四頭筋です。大事を取りました」と説明。試合中は電気治療などを行った。

 幸いにも症状は軽く、鳥谷も「公式戦なら出てるんじゃないですかね」と話した。試合前は、通常通りに打撃練習を実施。だが、欠場が決まり、シートノックには入らなかった。虎の主将は「無理してもアレなんで。開幕にしっかりいけるように」と、29日の開幕ヤクルト戦(神宮)に照準を合わせていた。

 鳥谷は04年から1178試合連続出場中と、頑丈な体と高い肉体への意識を持つ。阪神の“新鉄人”だけに、和田監督も「シーズン中ならいけたぐらいだけどね。トリにしては腫れがあったし、トリが痛いと言うんだから」と心配した。引き揚げる際は足を引きずるそぶりもなかったが、開幕まで残り1週間を切って不安は残る。

 WBC日本代表の激闘を終えて19日に帰国した。練習再開した21日はいきなり1時間打ち込み、22日にチームに合流したばかりだった。鳥谷は、最後のオープン戦となる今日24日のオリックス戦(京セラドーム大阪)については「明日の状態を見て」と慎重。新加入の二塁西岡との連係を深める機会もないまま、シーズンを迎えそうだ。