<イースタン・リーグ:日本ハム5-4西武>◇26日◇鎌ケ谷

 昨季パ・リーグMVPの日本ハム吉川光夫投手(24)が先発。今季最長の6回を投げ5安打を浴びたものの、失点を犠飛による1点でしのぎ、まずまずの仕上がりで開幕へ向けて最後の調整登板を終えた。

 「まだまだ甘いところがある」と本人は不満顔も、今季もローテーションの柱となるめどは立った。スライダーの切れは抜群で、持ち味の直球も最速148キロをマーク。2回1死から2連打と四球で満塁のピンチを迎えたが、後続を2者連続で空振り三振に仕留めるあたりは、さすが。左肘痛で出遅れたため、後半こそ球威は落ちたが、その代わり、変化球で相手打者をかわし7三振を奪った。

 札幌から移動し視察した栗山監督も「取りあえず安心した」。1週間後の4月2日ロッテ戦(QVC)で先発予定の左腕は「(やりたいことは)8割はできている。ボールの勢い、変化球の切れを上げていきたい」とシーズンを通した活躍を見据えた。