首位阪神に初回からミスが続き、今季7度目の完封負けを喫した。連敗で2カードぶりの負け越し、勝利した2位巨人がゲーム差1・5に接近。優勝マジック点灯は、28日に再び持ち越しとなった。
いつもの堅い守備、たたみかける攻撃が鳴りをひそめた。藤川球児監督(46)は「ミスしようと思ってやっているわけじゃないし、必ずこういう時はありますから、いかにチーム全体、それから個々が気持ちをしっかり持って明日に向かうかというのを問われるのがプロの世界ですから」とすぐに切り替えた。
初回無死一塁の守備で、中日上林の内野安打を処理した三塁佐藤が一塁悪送球。一塁走者の福永に一気に生還を許した。2年ぶりとなるチーム60失策目。攻撃でも、4回無死一、二塁で大山が左前打を放ったが、二塁走者の森下が相手の好送球に阻まれ本塁タッチアウト。なおも1死一、二塁で、今度は前川が一ゴロ併殺。続く5回1死一塁では、犠打を試みた伊藤将が捕ゴロ併殺に倒れた。
4回の攻撃が試合の流れにも影響したかと問われ、指揮官は「そういう時も必ずありますからね。きちっとまた、チームを立て直して明日に向かうということですね」。佐藤も、森下も「頑張ります」と短い言葉に力を込めた。巨人との直接対決を前に、3連敗は阻止したい。【磯綾乃】



