<日本ハム2-1オリックス>◇27日◇札幌ドーム
静かに、今季初の3連勝の喜びをかみしめた。日本ハム栗山英樹監督(52)は「久しぶりに日本ハムらしい試合。(リリーフの)4人が苦しみながらも踏ん張ってくれた。ファイターズが誇る最高の形」と1点のリードを守った救援4投手に頭を下げた。自ら“ビッグ4”と名付け、絶大な信頼を寄せている宮西、石井、増井、武田久の最強リリーフリレーで、最下位から一気に単独4位に浮上した。
迷いは、なかった。金子に勝ったのは、10年6月18日(京セラ)以来、3年ぶり。天敵の状態を見て「簡単に点は取れない」と、試合開始早々に投手戦を覚悟したベンチは、5回まで1失点だった先発ウルフをスパッと代え“ビッグ4”に命運を託した。6回から救援した宮西は、昨季まで同僚だった3番糸井から始まる中軸を迎え「全員ホームランを打てる打者だったから、それ以外ならオーケーと思って投げた」。救援4人が無失点でつなぎ、指揮官に1日遅れのバースデー白星をプレゼントした。
前日26日、栗山監督の自宅がある北海道・栗山町では、多くの住人が町をあげての誕生会を開いてくれた。栗山監督は「チームがこういう状態だから、その気持ちがうれしかった」。8カードぶりの初戦白星で勢いを取り戻す。【中島宙恵】




