<DeNA9-1阪神>◇27日◇横浜

 次回以降の対戦もある。完封負けだけは避けなければならない。虎打線は8点ビハインドの8回、打ちあぐねていた藤井から意地の1得点をあげた。2死無走者から2番大和内野手(25)が中前打。3番鳥谷敬内野手(31)が四球を選ぶ。4番マット・マートン外野手(31)は一、二塁から右前適時打を決め、最悪の事態だけは阻止した。

 マートン

 どんな状況でも自分の仕事をしていくだけ。いつもそういう気持ちで入っている。何が起こるか分からないからね。

 すっかり4番に定着した助っ人は、冷静に試合を振り返った。4回にも左前打を放っており、ここ10試合で6度目の2安打以上。安定感は抜群だ。

 マートンの前を打つ鳥谷も上昇気流に乗りつつある。初回は2死から四球を選び、今季2盗塁目となる二盗に成功。4回には一、二塁間を抜き、6回は弾丸ライナーで投手強襲の内野安打を記録した。

 前日26日DeNA戦で今季2号を放った勢いそのまま、4打席4出塁。この日は好機で打席に立てず、得点圏打率0割8分は変わらないが、状態は悪くない。

 鳥谷

 日によってピッチャーが違うし、状態も違う。ただ、ボール球は振っていないんでね。明日は勝ちたい。毎日試合がありますし、切り替えていきたい。

 キーポイントの3、4番は上り調子。ルーキー藤浪が先発する今日28日に向け、明るい光も差し込んでいる。【佐井陽介】