<阪神0-2楽天>◇29日◇甲子園
阪神が律義に梅雨入りした。荒れ球の楽天戸村を仕留められずに、今季8度目の無得点試合。5回までに8つの四死球をいただきながら、同じく9つの残塁をマークする拙攻で波に乗れなかった。和田豊監督(50)は「1本出たら大量点の試合だったけど」と悔やんだが、あとの祭り。雨上がりの甲子園は、最後までジメジメさせてしまった。
試合前までのチーム打率2割6分7厘は、12球団トップタイだった。それが3四球で得た満塁の好機を新井良がつぶすと、4回には再び3四死球でつくった1死満塁で榎田と西岡が凡退。5回は新井良、8回は新井貴が併殺打と自滅した。
最もスタンドが沸いたシーンはプレーではなかった。7回に鳥谷の左足に投球が当たるも、福家球審はスイングと判断し三振をコール。和田監督がベンチから突進し約4分間抗議した。
首位巨人に付き合い、0・5ゲーム差に肉薄する好機を逸した。和田監督は「思っている通りにいかないし、バタバタする必要はない」と言い聞かせていた。




