北の大地初上陸の中日エクトル・ルナ内野手(33)が舌なめずりだ。51試合を終えて打率4割と驚異の数字を残す安打製造機は30日、札幌ドームで約2時間の練習を終えると足早にチームバスへ。ウキウキの理由を尋ねると「ジンギスカンを食べに行くんだよ。北海道の名物らしいね」。ノリノリの助っ人は羊料理が楽しみで仕方がなかったのだ。
ルナにとって羊料理はおふくろの味だという。幼少期にはドミニカ共和国の実家でなんと羊を400匹も飼っていたという。「お母さんが料理してくれてね。今も40匹くらい飼ってる。とてもおいしい。ヤギもニワトリも30匹ずついるよ」。4割打者のパワーの秘密は羊だったのだ。
ジンギスカンパワーで日本ハム大谷も粉砕する。話題が明日6月1日に先発予定の大谷になると「ピッチングもテレビもみたことある。両方ともとても才能があるね」と絶賛。ただ、賛否両論の二刀流については「彼は若いからひとつに落ち着いた方が伸びるんじゃないかな」。現時点で警戒無用とばかりに、丁寧にアドバイスまでした。
開幕から打ちまくっているヒットマンは現時点で打率4割ちょうど。5月も22試合で33安打、打率4割2厘をマークしている。このまま突き進むのでは?
そんな期待に首を振った。「1年間トータルで4割というのは難しい。1日、1日新しい気持ちでチームが勝てるように頑張るだけだよ」。何とも頼もしい背番号0。ジンギスカンも大谷もペロリと平らげてくれそうだ。【桝井聡】



