警戒すべきは和田監督!?

 今日31日阪神戦に今季初登板初先発するオリックス井川慶投手(33)は何とキーマンに敵将を挙げた。入団から4年間は選手としてともにプレー。和田監督がコーチに就任後も、投球を常に見られてきた。桧山ら阪神時代の同僚をさしおいて最重要マークの相手に指名?

 だ。

 「自分が若い時は後ろで守っていたし、和田監督が自分をよく知っている。投球スタイルであったり。そこが一番のポイントじゃないですかね」

 マイペースに聞こえる井川節は自信の表れでもある。ファームでは投げるごとに生まれた課題をひとつずつ修正。日本復帰2年目の1軍初登板にこぎつけた。「楽しみは楽しみです」。星野投手コーチも「集合の10分前には来るし、いつものペース。“らしさ”が出てます」と妙な太鼓判だ。井川が満を持して虎狩りに挑む。【池本泰尚】

 ◆井川伝説オリックス編

 昨年、日本復帰後初遠征のKスタ宮城ではロッカールームを使わずベンチ裏のトイレ脇にイスを置いて腰掛け「広い方がいいでしょう」。契約更改交渉には90分の遅刻。4時間もトレーニングを行っていたためで、担当者を2時間近く待たせながら、10分で更改。今春の宮古島キャンプでは2軍宿舎から約10キロの練習場までファンに貸してもらった自転車で通勤。2軍戦では開始時間の早い試合の登板を新人松葉に譲ることもあった。