日本野球機構(NPB)は3日、「マツダオールスターゲーム2013」(7月19~22日)ファン投票の第1回中間発表を行い、二刀流ルーキーの日本ハム大谷翔平投手(18)はパ・リーグの外野手部門4位、先発投手部門8位だった。票が割れ、両部門ともファン投票選出圏内には入らなかった。セ・リーグ先発投手部門では阪神藤浪晋太郎投手(19)が、広島前田健らを抑えてトップに立った。中間発表は土、日曜日を除く17日まで行われ、24日に最終結果が発表される。
大谷がファンの期待を実感した。この日、球宴のファン投票の第1回中間発表で、外野手部門で4位、先発投手部門で8位にランクインした。「上位で、うれしいなと思います」。開幕から1軍戦力として活躍する外野手として1万6826票。1勝を挙げたばかりの投手としては1900票。「今の自分が、そのレベルかというと、まだまだ。でも、見たいと思ってくださるのはありがたい」と、気持ちを新たにした。
オールスターでのライバル対決も夢見ている。阪神藤浪はセ・リーグの先発投手部門でトップだった。大谷は「そういう機会があれば、楽しみです」と、2本の二塁打を放った交流戦に続く再戦を心待ちにした。夢舞台での再戦を実現させるためにも、結果を残していくことが重要になる。
この日のDeNA戦は、出場がなく、試合が終わると小走りでベンチの外に飛び出した。アブレイユの場外弾など3本塁打でチームは快勝。頼もしい先輩たちを、列の先頭で出迎えた。「今日は代打中心に、いつも通り準備していたけど…」。ベンチにストーブが置かれるほど、気温が低かった。途中出場に備えて体を動かしたりしながら戦況を見守った。大差がつき、出番は回ってこなかったが、できる限りの準備をしていた。
試合前練習では、4試合ぶりに「野手・大谷」として動き、フリー打撃、右翼での守備練習、さらに外野でダッシュを繰り返す投手用メニューも消化。プロ初勝利を機に、練習内容がバージョンアップした。明日5日からは巨人2連戦が待つ。相手の初戦先発は沢村が予想される。2試合連続欠場で余力十分の大谷が、WBC日本代表の右腕を打って、二刀流を再スタートさせる。【木下大輔】



