3年ぶり5度目の立命館宇治(京都)が初出場の有明(熊本)に9回に逆転され、初戦敗退となった。
3回に1点を先制し、6回にも相手守備のミスから無死二、三塁の好機を作ると、東慶太内野手(3年)が右翼手の頭上をこえる適時二塁打を放ってリードを3点に広げた。
それでも初の甲子園出場で7月28日に発生した令和8年熊本地震で被災した県民にも勝利を届けたい有明に粘られ、7回に二死二、三塁の好機を作られると、永田晴輝内野手(3年)に適時中前打を許して1点差に詰め寄られた。
8回からは好投を続けていた中尾理佑投手(2年)から坂本有央投手(2年)へ継投。しかし、9回に2死満塁からまたも永田に適時二塁打を浴び、5-3と逆転を許し、その後も1点を追加されて9回裏の反撃も及ばず敗れた。
立命館宇治の里井祥吾監督は「野球の1球の怖さというのをまじまじと思い知らされる結果になってしまいました。すごくいい好ゲームが終盤までできたので、ほんとに高校野球っていうか、高校野球らしい試合を発揮してくれて。継投のゲームプランまではうまくいったんですけど、やっぱり最終回はね、本当に辛抱できなかったっていうところが敗因かなと思っています」と振り返った。
選手への声かけについては「むこう(有明)の粘りも称賛に値するゲームだったと思うので、本当にああいうチームにね、来年以降、うちも目指していきたいなというところは伝えていきたいなと思いますけど」と話した。
▽立命館宇治・小島千治二塁手(2年) ビデオ検証は初めてだったので新鮮でした。相手の選手とも話したりして、バックスクリーンの映像を見ながら「どうだろうね」みたいな会話をして楽しかったです。
▽立命館宇治・藤川昊大遊撃手(3年) 有明のランナーの永田選手とバックスクリーンの映像を見ながら話していました。「どうなんだろうね」「どっちに転んでもおかしくないよね」という感じで話をしていたんですけど、あっちは「セーフやろ」みたいに感じでした。自分はあんまりわからなかったんで「アウトかな」という感じ。1回プレーが止まって球場も静かになるのも初めての経験でしたが、アウトになってよかったです。

