<中日9-1巨人>◇12日◇ナゴヤドーム
やっぱ、名古屋名物はでらうみゃ~。中日がウナギパワーで首位を独走する巨人に圧勝した。試合前に愛知県養鰻(ようまん)漁業者協会から恒例のかば焼き100本が差し入れられた。5番平田良介外野手(25)は先制、中押し、だめ押しの3安打5打点と大爆発。名付けて、3度おいしい、名古屋名物ひつまぶし打法!?
いずれにせよ、巨人をペロリだ。
平田がバット1本で巨人を平らげた。お箸なら2本必要だが、バット1本でペロリだ。まずは1回。1死満塁からボール気味の外角変化球をおっつけて、右前に2点適時打。三塁から大島、二塁からは快足を飛ばし荒木が生還。この3人はオフに荒木の故郷熊本で自主トレする仲間たち。見事な速攻だった。
7回にはバックスクリーンへ、ズドンと130メートル弾を放ち長距離砲の本領発揮。さらに8回にもだめ押しの2点適時打。ナゴヤで3度おいしい、といえばあのひつまぶし-。試合前に愛知県養鰻(ようまん)漁業者協会から恒例のかば焼き100本が差し入れられた。<1>そのまま食べる<2>薬味をまぶす<3>お茶漬け…。もうよだれが出そう。そう。あの絶品の味に負けない素晴らしい平田の仕事ぶり。「5打点は初めて。まだ借金があるので、オールスターまでにひとケタにしたい」とニコニコだった。
ルナが膝の故障でスタメンを外れている。打線に不安が残る中で、ここ4戦3発と打ちまくる。そんな平田も開幕から極度の不振。自分さえ信じられなくなっていた時、知人からの言葉で我に返った。「自分が自分を信じてやれなくなったら、だれも信じてなんかくれないよ」-。持ち味のフルスイングと自主トレから取り組む工夫を続けようと決意。光が見え、夏場の爆発気配につながっている。
やはりウナギパワーはすごい。試合前にウナギを食べた高木監督は「今のドラゴンズにはウナギのパワーが必要なんだ。精力?
精力はもういいんだよ」とミーティングで前半戦6連勝指令。それにこたえ、おいしい白星いただきました。ちなみに、関係者によるとウナギを食べたのは「暴走老人」を自任する守道監督と「狂犬」ことマドリガル。2人にパワーが充電されたことも、見逃せない明るい材料だ。【八反誠】



