<広島3-0中日>◇15日◇マツダスタジアム

 巨人戦3連勝の燃え尽き症候群か。守道竜は過去4勝無敗だった広島野村を打てず、今季9度目の完封負けを食らった。高木守道監督(71)は「外国人が2人ともダメ。巨人とあんな試合をして3つ勝ったのに、こういうオーダーを組まなきゃいかんのが乗っていけんとこや」と嘆き節。G倒の夢からたたき起こされた。

 (1)ルナ、クラーク欠場

 14日巨人戦で代打V打を放ったルナが左膝痛を再発。クラークも自打球の影響などで痛みが残り、初めて一緒に欠場した。「ルナはバッティングできんから代打も出せん。クラークもバットを振れんのやから」。今季初の和製オーダーが不発だった。

 (2)1、2番が明暗

 「向こうの1、2番が8の6でうちの1、2番は8の0。そりゃ点数が違うのは当たり前や」。広島は菊池と丸が3点のきっかけとなる一方、大島と荒木はともに4の0でブレーキ。やりたい野球を相手にやられた。

 (3)若手も不発

 巨人戦後の14日深夜に広島入り。日程も考慮し、谷繁や井端らベテランは休養日。代役の若手もアピールできなかった。「それらしいとこを見せてくれんとね。ずっと言っとるけど」。堂上直、柳田、松井雅の6~8番で1安打。プロ初先発の岡田を見殺しにした。

 「どうしてもこういうふうになる。勝たなきゃいけない時に」。ルナとクラークは前半残り2試合の出場も微妙。広島に同率3位で並ばれ、嘆きかボヤキ節しか出ない広島の夜だった。【松井清員】