<広島2-4中日>◇17日◇マツダスタジアム

 高木監督のバースデー・ゲームを締めたのは、竜の守護神だった。前日16日に10年連続20セーブを達成したばかりの岩瀬仁紀投手(38)が2点リードの9回に登板。落ち着き払った表情で会沢、迎を簡単に料理して見せた。最後は菊池を外角直球で遊ゴロに打ち取り3人をピシャリ。しっかりと仕事を完了させた左腕は、なぜか苦笑いだった。

 岩瀬

 今日は良かったよ。思ったところにボールがいった。去年も巨人戦のあとの広島戦だったんだよね。絶対に抑えてやろうと思ったよ。

 リベンジだった。実は昨年も7月17日広島戦(マツダ)に登板して、2点差リードを守りきれずサヨナラ打を浴びた。お祝いムードをぶち壊していた苦い思い出があるだけに、ホッとひと安心だ。

 この日は岩瀬の前に浅尾拓也投手(28)が登板。かつての持ち場である「8回」に戻ってきた背番号41は、テンポのいい投球で1イニングを3者凡退に抑えた。

 浅尾は「調子が良くても打たれたら一緒。調子がいい悪いは関係ない」と表情を緩めることはなかったが、指揮官の表情は緩みっぱなし。72歳のバースデーに浅尾→岩瀬のスペシャルリレーが復活した。【桝井聡】