阪神坂井信也オーナー(65=電鉄本社会長)が17日、来季の和田監督の続投方針を明言した。3年契約の最終年は球団側に選択権のあるオプション契約だが「基本的には契約通りにしようと思っている」と明かした。常勝軍団を目指す球団は、長期政権を託したい希望を持つ。阪神ひと筋の和田監督は就任1年目の昨季、55勝75敗14分けで5位に沈んだ。今季は前半戦を46勝33敗2分け、首位巨人と2・5ゲーム差の2位。指導力を高く評価する坂井オーナーは「よくやってくれていると思う。この調子でいってくれれば」と期待していた。