<オールスターゲーム:全パ1-1全セ>◇第1戦◇19日◇札幌ドーム
ファンに御礼打だ!
全パのオリックス糸井嘉男外野手(31)が1回に先制打を放ち、敢闘選手賞を初受賞した。両リーグ通じファン投票の最多得票で選出。「ファンの方が選んでくれたので。ハッスルしてきます」と臨んだ5年連続5度目の舞台。昨年までの本拠地で、感謝の気持ちを第1打席で示した。
1死三塁から、広島前田健の高め146キロを左前に運んだ。「どん詰まりですけどいいところに飛んでくれた」。2死後には二盗。4年ぶり通算2個目の盗塁で持ち味の足もアピールした。
有名な天然ぶりは球宴でも変わらない。球場入りすると、向かうべきはずの全パの三塁側ベンチではなく、全セの一塁側に姿を現し、照れくさそうに戻っていった。公式戦はビジターの一塁側とはいえ、昨年までの本拠地で慣れているはずだが…。試合前から「らしさ」全開だった。
3回にも巨人沢村から右前打で、球宴では自身2度目、全パではこの日唯一のマルチ安打をマーク。右翼でフル出場し、日本ハム中田、陽岱鋼と昨年までの鉄壁の外野陣を再結成した。「久しぶりに3人で守って楽しかった。賞を1つ取りたいと思っていた。札幌ドームで取れてめちゃめちゃうれしい」。温かい声援に、笑顔で応えた。【大池和幸】



