全セの原辰徳監督(55)が21日、球宴第3戦(福島・いわき)に臨むスタメンを発表した。第3戦の先発出場選手については、第1戦と第2戦で活躍した選手の中から選ぶと明言。「東北の皆さんの前で、しっかりした野球を見せたい」と、公言してきたことを実行した。

 第1戦後は「長野が良かったんじゃないか」と言うぐらいで、当確選手は少なかった。第2戦で活躍した阪神新井貴や巨人坂本、さらにはパワフルな本塁打競争を見せたDeNAブランコとヤクルト・バレンティンをチームの軸に据えた。捕手には阪神能見との相性や、元楽天で東北に縁のある阪神藤井彰を起用。チームの形をつくっていった。

 とことん勝利に徹する。「寺内をスタメンで起用することはないけど、彼がベンチにいることで、2枚も3枚も厚みのある野球ができる」と、今季、巨人で繰り返しているような試合運びを想定。スーパーサブにまでこだわって選んだ。

 第2戦後、交流戦の借りを返したい意向を口にしたが、本当は、少し違う。「そこまで意識はしていない。交流戦とオールスターは別物だから」。あくまでも最高のオールスターの試合を見せるために、東北の地に乗り込む。【竹内智信】